陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎は10日、川崎市等々力陸上競技場で行われ、男子100メートルで高瀬慧(富士通)が今夏の世界選手権(北京)参加標準記録を突破する10秒09で2位に入った。同タイムでウアウィルフリード・コッフィ(コートジボワール)が優勝した。
女子やり投げで4位の海老原有希(スズキ浜松AC)は63メートル80の日本新記録を樹立した。従来の記録は自身が2013年に出した62メートル83。海老原は日本陸連が定めた世界選手権の派遣設定記録にも到達した。エリザベス・グリードル(カナダ)が64メートル83で勝った。
男子200メートルの藤光謙司(ゼンリン)は20秒33で、同走り高跳びはボーダン・ボンダレンコ(ウクライナ)が2メートル37で制した。女子200メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は23秒11で4位となり、シモーン・フェイシー(ジャマイカ)が22秒65で快勝した。〔共同〕