猛烈な台風6号は10日、フィリピンの東の海上を北寄りに進んだ。気象庁は11日夜から12日にかけ沖縄県・先島諸島や沖縄本島に暴風域を伴って接近する恐れがあるとして、高波への警戒や強風への注意を呼びかけた。
気象庁によると、台風は11日午後3時には沖縄の南の海上へ達し、その後は速度を上げながら北東方向に進む見通し。沖縄地方では11日から風が非常に強くなって海上は大しけとなり、12日はさらに強まるとしている。
沖縄地方で11日にかけ予想される最大風速(最大瞬間風速)は23メートル(35メートル)、波の高さは6メートル。〔共同〕