北朝鮮による拉致問題への理解を深めてもらおうと、拉致被害者の横田めぐみさん(失踪当時13)の写真40点を展示する「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展」が15日、父の滋さん(82)と母の早紀江さん(79)が住む川崎市の多摩区総合庁舎で始まった。市が主催し、入場無料。
市によると、展示されるのは滋さんが生後5カ月のめぐみさんを名古屋市の当時の自宅で抱く姿や、2004年に政府の代表団が北朝鮮から持ち帰った写真など。
市の人権・男女共同参画室は「拉致問題がまだ解決していないことを、少しでも多くの市民に知ってもらいたい」としている。
1階アトリウムで19日までだが、16日は観覧できない。午前8時半から午後9時までで、19日は午後4時で終了する。〔共同〕