日本経済研究センターが18日発表した3月の世界景気インデックス(天気図)によると、主要国・地域の景気を示す指数は前月より1.0ポイント低いマイナス3.8となり、11カ月連続で「雨」となった。中国が0.9ポイント低いマイナス14.0と、5カ月連続でマイナス幅を広げた。新興工業経済群(NIES)も「曇り」から「雨」に悪化するなど、東アジアの不調が目立った。
日本は消費増税前の駆け込みがあった前年の反動で、5.4ポイント低いマイナス12.9となり、「曇り」から「嵐」に悪化した。米国は原油安を背景に石油生産が減少し、1.1ポイント低い0.2となった。