【リオデジャネイロ=共同】コロンビア北西部アンティオキア州の山間部にある町サルガルで18日未明、豪雨が原因の土石流が発生、61人が死亡した。ほかに多数が行方不明になっているとみられており、死者数は増える恐れがある。地元メディアなどが伝えた。
現地からの映像などによると、路地などは泥や泥水に覆われ、倒壊した家屋もあった。住民らは泥をかき分けて生存者を探した。被災した家屋は約30軒という。
一方、電気などが止まり、地元当局は飲料水や食料、毛布の提供を呼び掛けている。再発も懸念されている。
サントス大統領は同日、現場を上空から視察。地元当局と対応を協議した後、住宅再建などを支援する方針を発表した。