強い台風7号は19日、日本の南の海上を北寄りへ進み、夜遅くから20日明け方にかけて、暴風域を伴って小笠原諸島に接近する見込み。20日にかけて予想される最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。海上も波の高さが8メートルで大しけになる。気象庁は暴風と高波に警戒を呼び掛けたほか、高潮に注意を求めた。
気象庁によると、台風7号は19日午前9時現在、父島の南西約450キロを、時速15キロで北へ移動。中心気圧965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。中心から半径150キロ以内が風速25メートル以上の暴風域で、中心の北東側390キロ以内と南西側280キロ以内が風速15メートル以上の強風域。〔共同〕