千葉県館山市の館山港に停泊中の土砂運搬船で爆発があり男性2人が死亡した事故で、館山署は22日、2人の身元が安西勝由さん(66)と安西貴博さん(27)と明らかにした。いずれも同市の船舶修理会社社員。
一方、館山署は爆発のあった船を当初発表した第8光徳丸ではなく、光徳と訂正した。光徳は、押し船の第8光徳丸と連結されていた。
館山署によると、両船を所有する館山市の海運会社が、2人の勤務先に光徳の甲板下にあるタンク内の油圧パイプの修理を依頼。2人は深さ約3メートルのタンクに入り、溶接などの作業をしていた。〔共同〕