【NQNニューヨーク=大石祥代】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比50銭の円安・ドル高の1ドル=121円50~60銭で終えた。一時は121円57銭と、3月13日以来およそ2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。この日発表された米物価指標を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きやすくなるとの観測が強まり、円やユーロ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EBE7E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXなど幅広い通貨に対してドルを買う動きが広がった。
4月の米消費者物価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E5E2EAE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(CPI)では変動の大きいエネルギーや食品を除いたコア指数が前月比0.3%上昇し、市場予想(0.2%程度の上昇)を上回った。米景気の減速を受けて利上げ時期が年末まで遅れるとの見方も浮上するなか、市場では「CPIは9月の利上げ予想を支持する結果だ」(BNPパリバ)との声があった。米長期金利/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1E0E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出たことも相場の重荷となった。