大相撲夏場所14日目(23日、両国国技館)首位の横綱白鵬が大関稀勢の里の突き落としに屈し、関脇妙義龍を押し出した関脇照ノ富士と3敗で並んだ。
千秋楽で白鵬は横綱日馬富士、照ノ富士は碧山と対戦し、ともに勝てば優勝決定戦に持ち込まれる。白鵬は史上初の2度目の7連覇と最多更新の35度目の優勝、照ノ富士は初優勝が懸かる。2人とも敗れると、4敗の日馬富士ら6人にも優勝の可能性が出てくる。
日馬富士は大関琴奨菊を寄り切り、稀勢の里と同じく10勝目。琴奨菊は負け越し、7月の名古屋場所は5度目のかど番となる。豪栄道は左肩の骨折で休場した。
十両は英乃海と鏡桜が3敗で首位を守った。〔共同〕