経済産業省が29日発表した4月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.0%上昇の99.1だった。上昇は3カ月ぶり。生産の基調判断は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.8%上昇だった。
出荷指数は0.4%上昇の97.7で、在庫指数は0.0%上昇の113.4。在庫率指数は1.4%低下の112.8だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では5月が0.5%上昇。6月は0.5%低下を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕