経済産業省が8日に発表した4月の特定サービス産業動態統計速報によると、遊園地・テーマパークの売上高は前年同月比8.2%増の469億円となり、4月としては過去最高だった。大型施設での集客イベントや訪日外国人の増加などを背景に売り上げが伸びた。
調査対象の業種で規模が最大のクレジットカード業の取扱高は同7.3%増だった。プラスは2カ月ぶり。カード会員の増加などを受け、百貨店や総合スーパーを通じた活発な利用が続いた。
対事業所サービス業(10業種)では、物品賃貸(リース)業の契約高が16.8%増と伸び率が最も高かった。学校向けのタブレット(多機能携帯端末)などの情報関連機器や医療用機器が好調だった。一方、エンジニアリング業の受注高は前年同期に化学プラントなどで大型案件があった反動で、52.2%減だった。対事業所・個人を合わせた全19業種のうち、14業種が前年同月から増加し、5業種が減少した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕