神奈川県逗子市の逗子海水浴場が26日海開きした。市によると、関東地方で最も早い。マナー向上を目的に昨年、海の家以外での飲酒などを条例で禁止した一方で来客数が激減したため、今年は海上に浮かべるゴム製の巨大な遊具を導入、家族連れを呼び込もうとしている。
海開き式で市長は「昨年、日本一厳しい条例を施行し、治安が悪い状況から再生できた。今年は日本一安全で楽しいファミリービーチに生まれ変わる」と宣言。あいにくの曇り空となったが、地元の小学生ら約260人が早速、砂浜から駆けだして海に入り「冷たいけど楽しい」と歓声を上げながら水を掛け合って遊んだ。
遊具はジャンプ台や滑り台などを組み合わせたアスレチック型で、26日は無料だが、以降は有料となる。これとは別に週末に子ども向けイベントも開く予定。〔共同〕