宮城県警仙台中央署は26日、同県多賀城市の男性会社員(55)に睡眠薬入りの手作りチョコレートを食べさせ、現金やクレジットカードを奪ったとして、昏睡強盗の疑いで、仙台市若林区五橋3、大学生、小浜翠容疑者(23)を逮捕した。
逮捕容疑は、3日午後8~11時半ごろ、仙台市青葉区の飲食店で、睡眠薬を混入したチョコレートを男性に食べさせ、男性が寝ている間に財布から現金約2万5千円とクレジットカード2枚を盗んだ疑い。
同署によると、2人は出会い系サイトで知り合い、この日が初対面だった。小浜容疑者は大学で薬学を学んでおり、チョコレートは「自分で作った」と話しているという。
男性のクレジットカードは盗まれた後、約100万円分使用されており、窃盗容疑でも捜査する方針。〔共同〕