気象庁は30日、活発な火山活動が続いていた箱根山(神奈川県箱根町)の大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられると発表した。同庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げた。
箱根山で小規模な噴火が発生し、気象庁は噴火警戒レベルを3に引き上げた。白い蒸気が立ち上る箱根山・大涌谷(30日午後0時36分、神奈川県箱根町)=共同 箱根町は大涌谷の火口から半径約1キロの範囲に避難指示を出した。首相官邸は同日、危機管理センターに情報連絡室を設置した。 気象庁によると、29日に確認した大涌谷の新たな噴気孔の周りで火山灰などが堆積していることが30日の調査で判明した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも降灰があった。同庁は「大涌谷の火口から約700メートルの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある」として警戒を求めている。 箱根山が最後に噴火したのは12世紀後半~13世紀とされ、今回の噴火はおよそ800年ぶりとみられる。 29日には、マグマや熱水の移動を示す火山性微動を2010年の常時監視開始以来、初めて観測。30日にも震度3~1の体に感じる地震を含む火山性地震が相次いで発生した。29日時点で大涌谷周辺で白っぽい降下物が確認されたが、気象庁は「噴き上げられた土砂とみられ、噴火ではない」と説明していた。 箱根山で火山性地震が増え始めたのは4月下旬。気象庁は5月6日に小規模な噴火が発生する恐れがあるとして、噴火警戒レベルを2に引き上げた。09年の警戒レベル導入後、引き上げは初めてだった。 気象庁は今回の噴火がマグマで熱せられた地下水が噴き出す「水蒸気爆発」の可能性があるとみて、大涌谷に設置した監視カメラの映像や観測データの詳しい解析を進める。 |
箱根山で小規模な噴火 大涌谷火口から半径約1キロに避難指示
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