57人が死亡、6人が行方不明となった御嶽山(長野、岐阜県)の噴火災害で、長野県の調査隊が30日、山頂付近の雪解けや火山灰の状況を確認するため調査に入った。今月10日に続き、2回目の派遣。
調査隊は県警や山小屋関係者ら約20人で構成。早朝、麓の長野県王滝村にある王滝口登山道から徒歩で入山した。雪解け状況の確認に加え、現地で山小屋の簡単な補修もする予定。
県災害対策本部は調査結果を踏まえた上で先遣隊を派遣し、具体的な捜索場所などを検討、梅雨の状況をみながら行方不明者の本格的な再捜索を始める。〔共同〕