JR東海は2日から、東海道新幹線の車内や駅構内の電光掲示板で利用客向けに流しているテロップに「不審な行為」の通報を求める内容を追加した。放火事件を受けた措置。同社広報部は「不審物だけでなく、不審者を早く発見できるよう努める」としている。
従来は持ち主の分からない不審物を発見した場合に通報してほしいとしていたが「不審な物、行為にお気づきの場合」との表現を加えた。
車内放送も、不審な行為を目撃した際は「直ちに乗務員にお知らせください」と注意を促す内容にした。東海道新幹線が停車する東京―新大阪間の駅構内のアナウンスも同様に改める。