7日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比38円27銭(1.4%)高い2778円09銭。ギリシャ債務問題を巡る懸念がひとまず後退し日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが反発。市場のムードが好転し新興企業株にも買いが入った。ジャスダック平均は後場に一段高となり、6月24日に付けた年初来高値(2779円64銭)を上回る場面があった。情報セキュリティー/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E2E2E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX関連銘柄のラックや日本ラッドなどが買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で830億円、売買高は1億2973万株だった。クルーズやMKシステム、テリロジーが上昇した。半面、ジシステムや日ダイナミク、鳥貴族は下落した。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20も3日ぶりに反発した。
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比11.58ポイント(1.2%)高い999.58だった。テラスカイやジグソー、FFRIが上昇した。フィンテックやモブキャス、シリコンスタが下落した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場した富士山MSは、終日買い気配のまま取引が成立しなかった。大引けの気配値は公募・売り出し価格(公開価格、2650円)の2.3倍にあたる6100円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕