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東芝、前田議長を発表 取締役11人中7人が社外

東芝は7日、今月下旬の臨時株主総会後に発足する新体制で取締役会議長に資生堂相談役の前田新造氏を充てると発表した。取締役11人のうち7人を社外から起用し、しがらみのない外部の目で経営を監督する。不適切会計の再発防止へ向けて企業統治を強化する。


指名、報酬、監査の3委員会の委員長はそれぞれ小林喜光氏(三菱ケミカルホールディングス会長)、古田佑紀氏(元最高裁判事)、佐藤良二氏(公認会計士)が務める。各委員会とも社外取締役のみで構成する。


社内の新任取締役の候補も公表した。綱川智・執行役上席常務を副社長に起用する。最高財務責任者(CFO)には平田政善・東芝テックCFOを充てる。室町正志会長兼社長は社長に専念する。牛尾文昭・執行役上席常務は執行役専務に昇格する。


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