9日午前9時40分ごろ、北海道占冠村のJR石勝線トマム駅で、停車中の札幌発帯広行き特急スーパーとかち1号(6両編成)の車両下部から煙が出ているのを乗務員が見つけた。乗客乗員約80人にけがはなかった。
JR北海道や消防によると、煙が出たのは先頭から2両目の車両で、エンジンを停止すると止まった。車内に煙は入っておらず、出火は確認されなかったという。
消防によると、燃料の軽油が漏れてエンジンに付着し、熱で煙が出た可能性があるといい、原因を調べている。
スーパーとかち1号はトマム駅で運転を打ち切り、折り返しの特急1本も運休になった。〔共同〕