英国に本拠を置く国際的な環境評価のNPOであるCDPは4日、気候変動への取り組みにかかわる情報開示や温暖化ガスの削減努力について、日本企業500社を対象に評価した報告書をまとめた。ソニーや日産自動車など7社が削減行動で最高評価となる「Aリスト」に選定された。
ほかにAリストに選定されたのは清水建設、アサヒグループホールディングス、サントリー食品インターナショナル、大日本印刷、日立製作所。ソニーと日産は情報開示でも最高評価を獲得した。
CDPの調査データは世界で計95兆ドルの運用資産を持つ822の投資家に提供されている。時価総額などに基づきCDPが世界の上場企業を1997社選定し、評価した。全体ではAリスト企業が113社あった。