ファーストリテイリングは4日、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の10月の国内既存店売上高が前年同月比5.5%増だったと発表した。前年比プラスは3カ月連続。気温が低めだったことから、比較的高単価な秋冬物の新商品などが好調だった。
客単価は前年同月より9.4%上がった。幅の広い「ワイドパンツ」や、仏ブランドなどと連携した商品などが好調だった。都市部を中心に訪日客需要も引き続き活発に推移した。月後半に気温がさらに低下し、ダウンなど冬物も動き始めたという。一方で客数は3.6%減と5カ月連続で前年割れとなった。