トヨタ自動車は4日、独立系運用会社のスパークス・グループや三井住友銀行と共同で新技術に投資するファンド「未来創生ファンド」を設立したと発表した。トヨタが100億円、三井住友銀が33億円、スパークスが2億円を拠出した。11月に運用を始める。運用はスパークスが担当する。
「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」の3分野を中心に、革新的な技術を持つ企業やプロジェクトなどに投資する。トヨタはファンドを通じ有望な技術を取り込みたい考えだ。2016年3月まで追加の出資を募り、最終的にはファンドの資金規模を500億円まで拡大することをめざす。