【ワシントン=長沼亜紀】米ニューヨーク連邦準備銀行が16日発表した11月の製造業景況指数(季節調整済み)はマイナス10.74だった。前月からマイナス幅は0.62ポイント縮小したものの、4カ月連続のマイナス。市場予測(マイナス6程度)を下回った。
同調査は管轄地区内の約200の製造業者が対象。前の月より景況感が「悪化した」との回答の比率が「改善した」との回答の比率を上回るとマイナスになる。個別の項目では「新規受注」がマイナス11.82で、マイナス幅が7.09ポイント縮小。「雇用」はマイナス7.27で、マイナス幅が1.22ポイント縮小した。