与野党の幹事長・書記局長らは18日午前、国会内で会談した。野党側は環太平洋経済連携協定(TPP)や沖縄の米軍基地問題などをめぐって議論すべきだとして臨時国会の年内召集を改めて求めた。自民党の谷垣禎一幹事長は安倍晋三首相の外交日程などを理由に「年内開催は困難だ」と説明。「1月4日に通常国会を開く。閉会中審査にも積極的に応じる」と理解を求めた。
野党側は民主、維新、共産、社民、生活の5党と参院会派「無所属クラブ」の幹部らが出席した。民主党の枝野幸男幹事長は「外交日程があるのは分かるが、首相と外相がいなくてもできる審議はある」と批判。維新の党の今井雅人幹事長も「閉会中審査は開かれたが、テーマが多すぎて議論が全く深まっていない」と主張した。