経済産業省が30日発表した10月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.4%上昇の98.8だった。上昇は2カ月連続。生産の基調判断は「一進一退で推移している」に据え置いた。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.9%上昇だった。
出荷指数は2.1%上昇の98.8で、在庫指数は1.9%低下の111.4。在庫率指数は3.0%低下の112.0だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では11月が0.2%上昇、12月は0.9%低下を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕