4日午前3時25分ごろ、大阪市淀川区加島4の山陽新幹線の橋梁の塗装工事現場で、足場が傾き地上約7メートルの高さから作業員9人が河川敷に落下した。1人が頭を強く打ち脳挫傷などの重傷で、7人も骨折などのけが。新幹線の運行に影響はなかった。大阪府警淀川署は業務上過失致傷の疑いもあるとみて、詳しい原因を調べている。
同署によると、けがをした8人は20~40代の男性作業員。現場では当時、塗装工事のために金属製の板を橋梁からチェーンでつるして足場を組んでいたが、何らかの原因でチェーンが切れ、板が傾いたという。
現場はJR東西線加島駅から北に約600メートルの神崎川河川敷。