経済産業省が14日に発表した10月の第3次産業活動指数(2010年=季節調整値)は前月比0.9%上昇の104.0となり、2カ月ぶりに前月を上回った。消費増税前の駆け込み需要があった14年3月以来の高水準で、経産省は第3次産業活動の基調判断を前月までの「横ばい傾向」から「持ち直しの動き」に引き上げた。
卸売業が2.2%上昇した。マンション分譲業などが好調だった不動産業も2.7%上昇した。金融業、保険業なども上昇した。その一方、土木・建築サービス業などは低調で、事業者向け関連サービスは2.7%低下した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕