京都市のマンションの部屋に観光客を有料で宿泊させる無許可の「民泊」を繰り返したとして、京都府警は16日、東京都千代田区の旅行会社の男性役員(52)と、山形市南原町の旅行会社の男性役員(48)、京都市伏見区の不動産会社の男性社員(43)を旅館業法違反の疑いで書類送検した。
東京と山形の男性の送検容疑は、京都市の許可なく7月25日~10月2日、同市右京区のマンションの空き部屋36室で団体旅行の中国人観光客353人を有料で繰り返し宿泊させた疑い。
また、京都市の男性は5月2日から25日ごろまで、管理していたマンションの一室を有料で宿泊客6人に提供した疑い。〔共同〕