【ナイロビ=共同】ケニア南東部モンバサの空港に20日、エールフランス機が緊急着陸する騒ぎがあったが、ロイター通信などによると、同社のガジェ最高経営責任者(CEO)は同日、機内で見つかった不審物は段ボールや紙、タイマーで作られており「爆発したり、機体に損害を与えたりするものではない」と明らかにした。
同機はインド洋の島国モーリシャスからパリに向かっている途中、乗客がトイレで不審物を発見し緊急着陸した。乗客乗員473人にけがはなかった。ガジェ氏は不審物が飛行中に置かれたとみており、ケニアの当局が乗客らから事情を聴いている。
モーリシャスの空港当局は当面、警備を強化し、関係機関と対策を協議すると発表した。