機能性食品の北海道バイオインダストリー(札幌市)は未利用の甘エビの殻を使ったドレッシングを開発、25日発売する。北るもい漁業協同組合(羽幌町)から素材の供給を受ける。函館市や旭川市の土産卸と組み販路を確保するなど、第1次産業の6次化に広域で取り組んだ。
「北海道タマネギドレッシング 羽幌甘エビ香味」はタマネギのうまみや健康成分を増す特許技術を活用。エビの頭や殻を焼いて粉末化し、大豆油でうまみを抽出した。
札幌青年会議所や札幌大谷大学(札幌市)と開発した「とうもろこし香味」も同時発売。各650円(税抜き)。販売目標は初年度計15万本。