ダブル世界戦(31日・エディオンアリーナ大阪)の予備検診が29日、大阪市内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)、国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級チャンピオンの高山勝成(仲里)ら出場4選手に異常はなかった。
井岡は同級2位のフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)を身長で8.2センチ、リーチで7.7センチ上回った。4月に勝って王座を奪取して以来の再戦に「順調。あとはリングに上がるその時まで準備するだけ」と淡々と話した。
3度目の防衛戦となる高山は同級8位のホセ・アルグメド(メキシコ)を身長、リーチともに下回ったが「気にならない。見ている人が楽しめるファイトをできるようにする」と意気込みを口にした。〔共同〕