最近各国の識者は「中国は新型コロナウイルス対策と経済・社会発展を統合的に計画して推進している。中国経済は短期的には感染症による打撃を受けたものの、長期的に良い方向へ向かうファンダメンタルズに変化はない」と指摘している。中国中央テレビが伝えた。
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストのギータ・ゴピナート氏は「感染症が第1四半期の中国経済の成長に割合大きな打撃を与えた。感染防止・抑制措置の常態化と企業活動の再開に伴い、中国経済は好転し始めている。中国は力強く、またタイムリーでターゲットを絞った政策を講じた。中国政府は企業、家庭、金融市場を流動性の面で支援した。こうした全てが中国経済の急速な回復の助けとなるだろう」と指摘した。
コロンビアの国際問題研究者は「中国経済の運営の趨勢は積極的だ。特に3月期の統計は良いパフォーマンスを示している。今や、中国経済はすでに再開し、工場が生産を再開し、消費が回復している。我々は中国経済が第2四半期も回復し続けることを期待している」と表明した。
チリの国会議員は「中国の企業活動再開には重要な意義がある。中国は世界のほぼ全ての国々と経済・貿易関係があり、チリにとって最も重要な貿易相手国の1つでもある。私は中国が引き続き企業活動の再開を推し進め、一層の経済発展を遂げることを希望する」と表明した。
米ロサンゼルス地域輸出委員会のブライアン・ペック委員長は「中国は感染症をしっかりと制御し、工場も操業を再開した。中国の操業再開は世界のサプライチェーンに生じた不足を補ううえでプラスであり、中国経済も一層の発展を遂げる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月20日