世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦各12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が同級6位の挑戦者オリバー・フローレス(ニカラグア)に3回1分47秒でTKO勝ちし、日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功した。歴代1位は具志堅用高の13度。
ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)は、挑戦者で同級7位ルイス・デラローサ(コロンビア)に9回終了TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。
内山は3回に左ボディーでダウンさせて勝負を決めた。田口は序盤劣勢だったが、中盤から盛り返した。
戦績は36歳の内山が25戦24勝(20KO)1分け、24歳のフローレスが31戦27勝(17KO)2敗2分け。29歳の田口が26戦23勝(10KO)2敗1分け、30歳のデラローサが31戦24勝(14KO)6敗1分け。〔共同〕