鉄道建設・運輸施設整備支援機構は8日、九州旅客鉄道(JR九州)の株式上場に向けて同機構が保有するJR九州の全株(32万株)の売却を担当する主幹事証券会社に国内外の5社を選定したと発表した。国内証券は野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券の3社。海外証券はゴールドマン・サックス証券とJPモルガン証券の2社。
5社のうち、全体の工程を統括する「グローバルコーディネーター」を野村、三菱モルガン、JPモルガンの3社が担当する。JR九州の上場は今年秋とみられている。ただ同機構は株式の売り出し時期と規模を株式市場の状況などを勘案して決めるとしている。