【ニューヨーク=共同】米フロリダ州パームビーチにある故ケネディ大統領の元別荘に残されていた家具や美術品計約150点が23日、競売会社レスリー・ハインドマンの競売に掛けられ、同社のホームページによると、総額約48万3千ドル(約5700万円)で落札された。
ケネディ氏は1961年に大統領に就任した後もこの別荘を訪れており、「冬のホワイトハウス」として知られていた。6250ドルで落札された家族写真(63年撮影)には、娘のキャロライン・ケネディ駐日大使の幼い頃の姿も写っている。
ケネディ氏がジャクリーン夫人と共に使用していたツインベッドは2万ドル、ケネディ氏が背中の痛みを和らげるためのマッサージに使っていた台は1万625ドルでそれぞれ落札された。