民主党は25日午前、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑を調べる特命チームの初会合を国会内で開いた。疑惑の中身を検証し、衆院予算委員会の審議でただす方針だ。
元検事の郷原信郎弁護士を講師として招き、週刊文春が報じた甘利氏と秘書の金銭授受や、政治資金収支報告書への未記載などの疑惑について論点を整理する。
衆院予算委理事を務める山井和則氏らが出席。
高木義明国対委員長は22日の記者会見で、特命チームについて「調査を進めていくことは、これからの審議にとって非常に重要だ。あらゆる角度から調べることになる」と説明した。
一方、甘利氏は22日の会見で、週刊文春が報じた疑惑に関し「法に反するようなことはしていない」と否定した。〔共同〕