気象庁は29日、前線を伴う低気圧の接近に伴い、30日朝にかけて関東甲信地方で大雪の恐れがあると発表した。東京都心で最大5センチの降雪が予想されており、同庁は路面の凍結や交通への影響に注意を求めている。
30日午前6時までの予想降雪量は多いところで、関東北部の山沿いや甲信が40センチ、東京・多摩や埼玉・秩父などが15センチ、関東北部の平野部が10センチ、関東南部の平野部が5~10センチ。都心では29日夜から雪になる見通し。
東北地方南部の太平洋側でも大雪の恐れがあり、降雪量は山沿いが最大30センチ、平地が20センチの予想となっている。
首都圏では今月18日、急に発達した低気圧の影響で6センチの積雪を観測し、交通機関が大幅に乱れた。気象庁は「18日と同程度の雪になる可能性もある」と説明している。