男子ゴルフ東建ホームメイトカップの会場で、チャリティーサイン会に参加した丸山茂樹(奥)と石川遼(右)=三重県桑名市、渡邊芳枝撮影
男子プロゴルフの東建ホームメイトカップが開催された三重県桑名市の会場で16日、熊本地震のチャリティーサイン会が行われた。テレビ解説で来場していた石川遼さん、リオデジャネイロ五輪でゴルフ日本代表のヘッドコーチを務める丸山茂樹さんも飛び入りで参加し、募金への協力を呼びかけた。
出場選手ら65人が募金箱の前に立ち、腰痛治療で米ツアーを休んでいる石川さんの前には特に長い行列ができた。石川さんは「できるだけ協力したかった」。
この日に集まった義援金は約33万円。日本ゴルフツアー機構とジャパンゴルフツアー選手会は17日から全選手に対し、当面の大会では獲得賞金の1割を寄付するよう呼びかけるという。今大会は賞金総額1億3千万円。(渡辺芳枝)