気象庁は18日、熊本県熊本地方などで発生している一連の地震で、最大震度7を観測した14日以降、震度1以上の地震の発生回数が500回を超えた、と発表した。「揺れが強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている」として、引き続き警戒を呼びかけている。
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16日未明にマグニチュード(M)7・3の「本震」が発生後、熊本から大分にかけて活発な地震活動が続いている。18日午前11時までに、一連の地震による震度1以上の地震は527回に達した。
また、14日の地震で震度7を観測した熊本県益城町の震度計に不具合が生じ、同町の本震の震度が不明なことが分かった。気象庁は臨時の震度観測点を設置し、17日夜から運用を始めた。