熊本市内での活動を報告する杉本憲治医師(右から2人目)=名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院
熊本県などで起きた一連の地震に医療救護班として派遣され、活動を終えた医師や看護師らの出迎え式が21日午前、名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区)であった。
特集:熊本地震 ライフライン情報など
特集:あなたの街の揺れやすさを住所でチェック
熊本地震 災害時の生活情報
出迎えを受けたのは、同院の杉本憲治医師(48)ら7人。18、19日の2日間、熊本市東区や中央区の避難所計8カ所で状況調査や巡回診療をした。
杉本医師らは避難所にいる要介護の高齢者の調査やエコノミークラス症候群の予防を周知する活動などをしてきた。これからについては「避難者たちは『また地震が来るんじゃないか』という不安を抱えている。心のケアなどが重要になる」と話した。同院では今後も医師らの派遣を検討しているという。