生放送に再登板した「ジャパネットたかた」の高田明・前社長(ジャパネットホールディングス提供)
テレビ通販「ジャパネットたかた」(本社・長崎県佐世保市)の創業者で前社長の高田明氏(67)が21日、熊本地震を受け、出演を引退した通販番組に約3カ月ぶりに再登場した。防災関連商品を紹介し、売り上げを被災地に寄付するとして、「九州人として本当に心を痛めております。商品代金は皆様の思いを乗せて、大切にお送りさせていただきます」と語った。
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21日午前、テレビ東京やテレビ大阪などで放映された通販番組に出演した。番組では充電池やウォーキングシューズなど地震の備えにつながる商品を紹介した。21日中に注文を受けた防災関連の5商品の売り上げを被災地に寄付する。これらの商品はホームページ(
http://www.japanet.co.jp/
)でも買える。
高田氏は昨年1月社長を退任し、今年1月にテレビ出演から引退していた。今回は被災地支援を呼びかけるために特別出演した。(米谷陽一)