前夜祭に出席した羽生善治名人(右)と佐藤天彦八段=21日午後、長野県松本市、角野貴之撮影
羽生善治名人(45)に佐藤天彦八段(28)が挑戦している第74期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局が22、23日、長野県松本市のホテルブエナビスタで指される。第1局で勝った羽生名人が連勝するか、佐藤八段が追いつくか、シリーズ序盤の大きな一番だ。
名人戦をタイムラインで
21日に前夜祭があり、佐藤八段は「タイトル戦で結果を出したいという思いは強い。巻き返しを図りたい」、羽生名人は「期待に応えられる熱戦、注目を集める一局にしたい。頑張ります」と抱負を語った。
持ち時間は各9時間。22日午前9時に始まり、同日夕に封じ手。23日朝に再開され、同日夜までに終局する見込み。立会人は大内延介九段。(深松真司)