六回裏日本ハム1死一塁、勝ち越し本塁打を放った陽岱鋼=時事
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(21日、日本ハム4-3西武)
晴れやかな表情で、日本ハムの陽岱鋼はダイヤモンドを回った。六回1死一塁。打球は一直線に中堅左のスタンドへと飛び込む。西武・メヒアの2試合連続となる2点本塁打で追いつかれた嫌な雰囲気を、一掃した今季1号。「しっかり打てた。結果が出てよかった」と喜ぶ。
9日の楽天戦で三塁に滑り込んだ際、左足首をひねった。全治1週間の捻挫。出場登録は抹消せず、治療を受けつつ、ベンチ入りした。この日は6番・指名打者として先発メンバーに復帰。第1、第2打席は空振り三振を喫したが、3打席目は「甘い所に入って来た。バットの軌道に合っていた」。低めのスライダーをとらえた。