研修会の前に記念撮影する(前列左から)日馬富士、白鵬、鈴木大地・スポーツ庁長官、鶴竜、(後列左から)照ノ富士、稀勢の里、豪栄道、琴奨菊=25日、両国国技館、代表撮影
日本相撲協会は25日、スポーツ界で薬物、賭博などの不法行為が続いていることを受け、東京・国技館に横綱から序ノ口までの力士、行司、床山など、協会員約850人を集め、各種不法事案排除の研修会を開いた。遠藤利明・東京五輪担当相、スポーツ庁の鈴木大地長官を招き、元警視庁組織犯罪対策部長から元野球選手が違法行為を行った実例、暴力団の実態などの説明を約1時間聞いた。横綱白鵬は「力士を守るためにみんなで学んだ。しっかりした行動を取り、いい相撲を見せられるようにしたい」と話した。