近鉄は25日、男性運転士(38)が特急列車に乗務中に私用スマートフォンを操作していたと発表した。
近鉄によると、運転士は近鉄名古屋発賢島行き特急列車を運転中の同日午前11時15分ごろ、上着に入れていたスマホに着信があったため、消音設定に切り替えたり、着信履歴を消去したりした。その後も約4分間、スマホを右手に持ち続けて運転した。乗客からの通報で発覚した。
近鉄の内規では、乗務中はスマホを消音設定にした上で、かばんにしまうことになっている。運転士は「着信音が鳴ったのでまずいと思い、操作してしまった」と話しているという。