■山井和則・民進党国対委員長代理
先週、(熊本地震の)現地へ行かせていただいた。行政の方々は「一刻も早く激甚災害に指定してほしい」と切望していた。「1週間前から要望しているのになぜこんなに遅いのか」と。
総理が来るまで指定を遅らせ、安倍総理が来た時に激甚災害を指定し、それで一つの(衆院補選の)選挙対策にすると。まさかそういうことじゃないでしょうねと。(現地の方は)「総理の視察はいつでもいいから、一刻も早く激甚災害指定をしてほしい。それによって被災地も気分的に大きく違うから」とおっしゃっていた。
結果的には現地が心配していたとおり、(23日の)土曜日に安倍総理が来た時に激甚災害指定(する方針)を(表明)した。これは本当に考えさせられるが、激甚災害指定は総理が現地に来ないと発表できないのか。総理が現地に来る前に、一刻も早く指定をしておくべきだったのではないかと思う。(記者会見で)