6月にラストランを迎える485系車両=JR東日本仙台支社提供
国鉄時代に製造された特急車両「485系」が引退することになった。6月18、19の両日、宮城、山形、福島の3県で最終運行がある。JR東日本仙台支社が27日、発表した。
“テツ”の広場
485系は、先頭車両にツバメをモチーフにした逆三角形のエンブレムが付き、クリーム色の車体に赤いラインが描かれているのが特徴。仙台支社に6両編成が臨時列車用として残っていたが、製造から37年が過ぎ、老朽化していた。
最終運行は5コースが予定され、仙台支社にゆかりがある特急ひばり、あいづ、つばさのヘッドマークをつけて走る。
5コースは、特急ひばりの仙台~郡山(6月18日、1万円)、特急あいづの郡山~会津若松(18日、8千円)と会津若松~郡山(同)、特急つばさの福島~山形(19日、1万円)と山形~仙台(19日、8千円)。各コースとも300人を募集し、料金には、車両イラスト入りの記念乗車証明書やオリジナル弁当が含まれる。
申し込みはインターネットのみで、5月6日から順次受け付ける。応募方法や各コースの運行時間は仙台支社のホームページ(
http://jr-sendai.com/
)へ。(木村聡史)