「知って、肝炎プロジェクト」大使の任命書を手にする小室哲哉さん(右から2番目)。プロジェクトに協力する上原多香子さん、杉良太郎さん、石田純一さんも応援に来た=東京・霞が関の厚生労働省
肝炎対策をPRする厚生労働省の「知って、肝炎プロジェクト」の大使に、音楽プロデューサーの小室哲哉さんが28日、任命された。小室さんはテーマソングの制作もするという。
小室さんは2012年にC型肝炎ウイルスの感染がわかり、インターフェロン治療を半年間受けて完治したという。
厚労省で、プロジェクトの特別参与を務める俳優の杉良太郎さんから任命書を受け取った。小室さんは「インターフェロンの副作用はきつかった。今は副作用の少ない飲み薬があると聞く。早く検査して治療をすることの大切さを伝えていきたい」と話した。
プロジェクトには、杉さんや小室さんのほか、芸能人やスポーツ選手らが大使やスペシャルサポーターとして協力している。この日は、スペシャルサポーターとして俳優の石田純一さんと歌手の上原多香子さんも駆け付けた。(福宮智代)