■山口那津男・公明党代表
《消費増税について問われ》国民の皆さん、(地震で被災した)九州の方々も含めてやはり社会保障の将来を非常に心配している。軽減税率を組み合わせることによって今の生活を乗り切り、そして社会保障の将来を安定させる関心が非常に高いと思う。
デフレの状況下でも、我々も自民党も野党でありながら、(民主党と消費税引き上げの)三党合意をした。我々の(自公連立)政権の下で、デフレ脱却の動きが着実に広がっている。国民所得も大きく増えている状況で、さらに消費税に理解が深まる客観的な状況が生まれつつあると思う。社会保障と税の一体改革の原点をしっかり見つめ直し、今後の10%引き上げに臨んでいく必要がある。
安倍晋三首相も「よほど重要なことが起きない限り、予定通りやります」とおっしゃっている。重大な変更すべき状況が今起きているとは思いませんので、特に予定を変える必要はない。(1日、福岡市内で記者団に)