シンガー・ソングライターの平井堅さん（４４）が作詞・作曲した伊勢志摩サミット（主要７カ国首脳会議）の応援ソング「ＴＩＭＥ」が完成した。８日、東京・代々木第一体育館での２０周年記念ツアーの最終日に、ライブ初披露した。

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平井さんは「テーマは『流れ』。人間は産声を上げてから土にかえるまで、一所（ひとところ）にはいられない。もっと大きく言うと、人類も常に変容の中にいる」と曲紹介。幼少時代の思い出や人類の歩みを込めたという歌詞を、ひと言ひと言かみ締めるように歌った。約１万２千人の観客はじっと聴き入っていた。

平井さんがサミット開催地の三重県出身のため、県が制作を依頼。今年２月には、サミット公認サポーターにも就任している。

この曲はサミットの関連イベントなどで使われ、ＣＤはサミット開幕前日の２５日に発売される。